蟻虫とカラットゾンビ

懐かしの所有物で振り返る断捨離前の悪あがき

こちら葛飾区亀有公園前派出所

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記念すべき第1巻

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貴重な?「山止たつひこ」時代のコミックス

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特装版仕様の最終巻200巻

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まさかの201巻




 

初 版 1977.7. 31
著 者 秋本 治
巻 数 全201巻?
発行所 株式会社集英社
定 価 320900
評 価 ★★★☆☆

 

あらすじ

東京下町の葛飾区から巻き起こる騒動を描いた、痛快人情派ポリスアクションコメディ。

 

寸評

競争率が激しい週刊少年ジャンプ誌上にて、40年もの長期に渡り休載無く連載された驚異的作品です。巻数は何と200巻!長期連載故に作品の内容は大きく様変わりしていますが、身近な流行モノを題材に取り上げ、それをギャグにしてしまう手腕は見事なものです。この作品は永遠に続くのではないかと思っていたのですが、201642号をもって終了してしまいました。早くから連載終了のアナウンスがされていたせいか通常版の最終巻が書店に見当たらず、少々高価な「40周年記念特装版」を購入するに至りました。1巻から200巻までコンプリートした時は感慨無量、何とも言えない充実感があったのですが……何と!202110月に、まさかの「201巻」が発刊されたではありませんか。連載終了の要因の一つに「キリのいい200巻」という話をご本人から聞いた覚えがあるのですが、アレは一体何だったのでしょうか。「ゴルゴ13」の201巻に対抗したのでしょうか。「ゴルゴ13」はまだ続刊するみたいですが……。それにしても5年振りにコミックスを購入したのですが、恐ろしく値段が高くなっていますねえ。通常サイズのコミックスが何と税込605円!正直、驚きを隠せませんでした。因みに「山止たつひこ」時代のコミックスは320円。まあ時代が違うと言えばそれまでですがね。