FM TOWNS II model CX
富士通より「FM TOWNS」の初代機が発売されたのは1989年でした。大容量のCD-ROMを活かし文字やデータの処理のみならず、音楽、イラスト、写真などのメディアにも対応を可能とした「ハイパーメデイア・パソコン」という位置付けでした。個人的にはディスプレイと一体型の「FM TOWNS II UX」の可愛らしいデザインが好きでした。実は当時、非常に気になるソフトがありまして、それは1989年から1993年にかけてデータウエストより発売された「サイキック・ディテクティブ・シリーズ」でした。「AYA」が発売され、その後「Orgel」が発売され…、データウエスト独自の「DAPS」とは何ぞや?などなど、このソフトに興味津々、中古価格のこなれてきた「FM TOWNS II UR」を本気で購入しようかとも考えたのですが、遂に購入には至らず。(このパターンが多い気がする)まあそれにしても、あの「FM-8」がこんなマシンに進化していくなんて当時は想像もつきませんでしたね。