蟻虫とカラットゾンビ

懐かしの所有物で振り返る断捨離前の悪あがき

買って泣かないソフトはこれだ メガドラBEST50 1992年9月

 

表紙

名作ソフトが目白押し

出典:角川書店

この「買って泣かないソフトはこれだ メガドラBEST50」は、当時数多く発行されていたゲーム系雑誌の一つ、「マル勝メガドライブ」の付録になります。

正にタイトル通り、もっと早くにこの小冊子に出会えていれば、買って泣かなくて済んだ場面も多々あったのではないかと思われますが、まあそれはそれ。良い経験をさせてもらったんだなあ、という事にしておきましょう。

それでは、気になるソフトを見て行く事にしますか。

 

目次

当時好んで遊んでいたのは、アクションゲームでした

出典:角川書店

 

アイラブドナルドダック グルジア王の秘宝

4,800円はかなり良心的な価格設定

出典:角川書店

ありましたねえ。良質で安価なシリーズが。この値段で小気味良いアクションゲームが楽しめたのは、素晴らしかったと思います。難易度は低めなので、あっさりクリアしてしまう可能性があるかもです。

 

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アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険

キャラクターの動きが素晴らしい

先の「アイラブ~」シリーズ第一作目にあたる作品です。これもドナルドダック同様、ライトなアクションゲームを気軽に楽しもうというスタンスで作られていました。ゲーム中のBGMや背景等は、キャラクター本来が持つ雰囲気を壊す事なく表現されており、メガドライブの弱点でもある発色数の少なさを微塵も感じさせない見事な出来栄えでした。

 

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アウトラン

ドライブゲームの傑作

ドライブゲームを語る上で、このタイトルは絶対に外せないでしょう。それまで順位一辺倒だったドライブゲームにおいて、単に走りを楽しむという大胆な設定。走る時には素敵なBGMが必要だという事で、用意された3曲。そのどれもが神がかっているという驚異の出来栄え。道路のアップダウンをゲーム上で初めて再現したのも、確かこの作品ではなかったかと思います。正にエポックメイキング的なドライブゲームと言っても過言ではありません。そんな作品を、このメガドライブ版では実に見事に移植していると思います。

 

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エイリアンストーム/ゴールデンアックス

セガの名作

エイリアンストームは、何ともセガらしいと言えばセガらしいゲームでした。横スクロール、強制横スクロール、3Dシューティングとゲーム展開も豊富で中々楽しめました。

少し頑張れば最後まで行ける難易度だと思いますので、是非ともぶっ飛んだエンディングを堪能して頂きたいものです。

 

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一方、ゴールデンカムイではなく、ゴールデンアックスの方は何がカッコ良かったって、オープンニングのデモですよ、アドバタイズデモ。何とも重苦しいBGMと共にゲームタイトル「戦斧」の文字が画面下から現れるのですが、その文字を囲む様に「GOLDEN AXE」という文字がくるくると回っているという…。いやあ何回観ても飽きませんでしたねえ。
肝心のゲームの方は、オリジナルが持つ世界観を上手く表現していたと思います。但し、それも「1」まで。続編の「2」「3」はよろしくなかった記憶があります。「1」でやめておけば良かったのに。

 

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ザ・スーパー忍

刀を動かして手裏剣をかわすオープニングデモが秀逸

古代祐三氏のサウンドが響き渡る忍者ゲームの傑作です。忍術を活かして進まなければならない多彩なステージが数多く用意されており、遊びごたえ充分です。

後半になると流石に難易度が上がって来ますが、裏ワザの手裏剣無限大(手裏剣がゼロになった状態でしばらく待っておくと手裏剣の数00の表示が∞に変わる)と、気合さえあればクリアは可能ではないかと思われます。

 

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ストライダー飛竜

8メガビットの限界

このゲームは、かなりやり込みましたねぇ。「ひとこと」に記載されている通り最初はちょっと難しいのですが、やり込めばやり込む程、飛竜を自在に操れる様になり、クリアが見えてきます。

因みに私がハマってしまったのが何面目だったでしょうか。雪山のシーン。何回やっても大きな谷を飛び越えられず、途方に暮れていました。そんな中、半ばヤケクソになって方向キーの右ボタンを押しっぱなしにして突き進むと飛竜が加速して行き……見事、谷を飛び越える事が出来ました。こんなちょっとした謎解き要素も、このゲームの魅力を高めていたと思います。

それにしても良くぞ8メガに収めたなあと思うのですが、やはり無理があったのか、ゲーム中にフリーズする事もしばしば。まあそんな由々しき状況に陥ったとしても、この「ストライダー飛竜」は非常に魅力溢れる、素晴らしい作品でした。

 

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ソニック・ザ・ヘッジホッグ

セガの記念すべきマスコットキャラクターの登場

 

とにかくセンス溢れる作品でした

セガの数ある横スクロールアクションゲームの中でも、群を抜いて秀逸な出来だったのが、ご存知、この「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」ではないでしょうか。直訳すると「音速ハリネズミ」となります。

セガのゲームにそんなに詳しくなくても、この「ソニック」だけは知っているという方も多いと思います。それまでの「セガ=マニアック」というゲーム業界における常識を良い意味で覆してくれました。

今更、このゲームの批評をするのもアレなのですが、当時はセガらしからぬ洗練されたキャラクターや背景のデザインに衝撃を受け、度肝を抜くスクロールスピードに圧倒されました。いや、ホントに凄かった。そのスピードは正に音速。

ゲームの難易度もそこまで高くなく、クリアは充分可能だと思います。しかしながら、ボーナスステージは少々難アリで、私自身、結局カオスエメラルドを全て集める事が出来ず、真のエンディングには辿り着けませんでした。

この作品を皮切りに「2」「3」「CD」版などなど、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の世界は拡がっていくのです。

 

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大魔界村

衝撃の2周目に打ちのめされた人も多いのでは
当時としては大容量の5Mビット
驚愕のわずか768キロバイト

これまた初期のメガドライブ作品の中でも出色の出来、驚異の移植作、それがこの「大魔界村」です。移植は「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の生みの親、中裕司氏が手掛けました。

魔界村シリーズと言えば、その難易度の高さで有名ですが、この作品もご多分に漏れず、非常にやり応えのある逸品に仕上がっています。当然の如く2周目も用意されており、当時その事実を知らなかった私は、衝撃の事態に激しく動揺し、後頭部を激しく叩かれた様な感覚に陥り、そして奈落の底に突き落とされたのでした。

しかしながら幸い当時はまだ若く、まだまだ気力も体力も時間もあったので何とかクリア出来ましたが(若さの無駄遣い)、今クリアしろと言われても、絶対ムリだと断言出来ます…。

 

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ベア・ナックル 怒りの鉄拳

ゲーム中に響き渡るハウスミュージックが最高

続いては、ベルトスクロールアクションゲームの秀作「べア・ナックルです」。
発売は、1991年8月。メガドライブ版は「III」までがROMカートリッジ(最後は驚愕の24メガビット!)で発売されました。

但し「I」に関しては、海外版のタイトル「Streets of Rage」として、4本のゲームが収録されたメガCD用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』の一つとしても販売されています。

今、改めて見てみると流石にゲーム画面には時代を感じますが、全く色褪せていないのがゲーム中のBGM。制作は数々のヒット作を生み出して来た古代祐三氏です。各ROUNDのサウンド、BOSS戦のサウンドなどなど今でも聴き応え充分、限られた音源で良くぞここまで作り上げられたと思います。

もしかしたら、ごくごくありふれた存在で終わっていたかもしれない本作品の価値を、このBGMが随分と上に押し上げたのは間違い無いと思います。やはりBGMは大切ですね。

そんなBGMが収録された本作品は、ハウスミュージックを楽しむためだけに購入しても良いかもです。因みに個人的に好きなのはROUND3の「Moon Beach」です。あとは…BOSS戦もいいなあ。

 

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マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー

ゲーム自体は真面目に作られているんでしょうけど…

さて、次なる作品はあのキング・オブ・ポップマイケル・ジャクソンが、何とメガドライブにまさかの降臨です。その名も「マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー」。1988年に公開されたミュージカル映画ムーンウォーカー」がモチーフになっている様です。そういえばありましたね、そういう映画。

特にマイケル・ジャクソンのファンでもなかったのですが、アクションゲームが好きだった私は、たまたま店頭で見掛けたお手頃価格の本作品を購入、正直全く期待していなかったのですが、プレイしてみてびっくり。良い意味で見事に期待を裏切られました。

まあ言ってみれば、普通の横スクロールアクションゲームなのですが、主人公であるマイケル・ジャクソンの動きが見事に再現されていて、その攻撃方法がいちいちカッコイイんですよ。挙句の果てには自身の華麗なダンスに敵を巻き込み、相手を倒してしまうという前代未聞の攻撃方法……。ぶっ飛んだゲーム設定に驚きを隠せませんでした。

ゲームの難易度自体は、確かそんなに高くなかったハズなので、クリアは充分可能だと思います。

 

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魔王連獅子

大昔に中古ショップのショーウィンドウで見た様な記憶が…?

希少価値の高い作品というのは、ご多分に漏れずメガドライブにもある訳でして、この「魔王連獅子」もそんな作品の一つになっています。未だに店頭でまともに見た事がなく、ネットで中古価格を調べてみると…何と驚きの3万円超えではありませんか。(定価は6,800円)

肝心のゲーム内容といえば、どうやら格闘アクションゲームみたいで、特筆すべきはやはりその和風テイスト溢れる世界観。こういった世界観を持つ作品といえば、古くはナムコの「源平討魔伝」や「妖怪道中記」、また名作、コナミの「がんばれゴエモン! からくり道中」などが思い出されます。

 

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魔法の少女シルキーリップ

一度聴いたら二度と忘れる事が出来ない主題歌に要注意

 

1992年に株式会社日本テレネットから発売された、メガCD用のアドベンチャーゲームです。

一見、一般的にはとっつきにくいであろう少女趣味性の高い危険な香り漂う作品に見られがちなのですが、シナリオは割とアドベンチャーしており、単なるギャルゲーだからといってプレイしないのは、少々もったいない様な気がします。

しかしながら紹介画像のキャプションでも触れていますが、冒頭に流れる主題歌。これには充分注意しなければなりません。何しろ余りにもキャッチー過ぎて一度耳にしたら最後、決して耳から離れる事はないでしょう。故に特に男性諸氏においては、決して公の場でこの主題歌を鼻歌ですら歌う事なく、その欲求は墓場まで持って行く事をオススメします。

 

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レンタヒーロー

オープニングムービが秀逸

セガが生んだ、市井のアクションヒーロー。それが「レンタヒーロー」です。ゲームジャンルはアクションロールプレイングゲームとなります。

プレーヤーは、アーマースーツを半ば強制的にレンタルさせられた主人公、やまだろう(デフォルト時)を操作して、様々な依頼をクリアしていかなければなりません。依頼内容は最初ショボいものの、徐々に大きな事件へと巻き込まれていきます。ゲーム中は、あちこちでセガに関する小ネタが盛り込まれており、時折ニヤリとさせられる場面に出くわすことも。しかしながら個人的にこの作品をクリアするには至りませんでした。(恐らく格闘シーンでの理不尽さに辟易したに違いない)

後年発売された、ドリームキャスト版の「レンタヒーローNo.1」はクリアする事が出来たのですが、メガドライブ版の時に溢れていた、そこはかとないB級感、更にはオープニングムービ(実際にはムービーと言う程でもないのですが)の素晴らしさ(ROMカートリッジなのに凄い!というフィルターが掛かっていたのは間違いありません)を感じる事は出来ませんでした。そういった経験を踏まえると、この「レンタヒーロー」は、セガの古き良き時代を表現していたのかもしれません。

 

カッコイイオープニングムービーは11分過ぎあたりから

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スーパーモナコGP

優勝トロフィーではなく、自らの「首」を持ち上げる不気味な裏技があった件について

まだまだポリゴンによる表現が一般的ではなかった時代の疑似3Dなレースゲーム。それがこの「スーパーモナコGP」です。

当時、プレイ画面を見て私が感心したのが、そのセンスの良さ。実際の走行中の画面左側にタコメータ、右側に走行中のコース、上部にバックミラーが画面に直接乗っかる様なカタチで表現されているのですが、この手法は今までなかったのではないでしょうか。如何せん画面が見にくいという声もあったみたいですが、個人的にはこのありそうでなかった大胆なレイアウトに拍手をおくりたいです。

肝心のゲームに関しては、これまた非常に良く出来ており、操作性は若干シビアなものの、ソコソコ頑張ればワールドチャンピオンになれるというゲームバランスの良さも光っていました。因みに私は乱暴?な走りが災いし、レース早々にトランスミッションを良く破壊していました…。

 

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アフターバーナー

アフターバーナー2といえば…ターミネーター2 でも面白いのは、やっぱりチープ感漂うターミネーター1

当時、ゲームセンターで好評稼働中だったセガ体感ゲームマシンの一つ「アフターバーナー」のメガドライブ版です。

私が家庭用ゲーム機器で「アフターバーナー」を初めてプレイしたのは、メガドライブの前身となるセガマークⅢ版の知る人ぞ知るゴールドカートリッジシリーズでした。それは良い意味で中々無茶な移植ばかりしておりました。

初めてセガマークⅢ版をプレイして正直に思ったのは、これはアフターバーナーじゃないなあという事。やはり無茶移植にも限度があったのでしょう。因みに同じ無茶移植でも、マークⅢ版の「スペースハリアー」は、後世に残る名作ではないかと個人的に思っています。後年、敵の表示を「背景」で表現していたという発想には本当に驚かされました。

少々話がそれてしまいましたが、今回ご紹介するメガドライブ版の「アフターバーナーⅡ」。流石にマークⅢ版よりは格段にグラフィックもサウンドもレベルアップしており、それなりには楽しめますが、やはりゲームセンターのそれには遠く及ばず。完全移植版のアフターバーナーへの道は、まだまだ続くのでした。

 

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鋼鉄帝国

独特の世界観が素晴らしい

私の中で売らなければ良かったソフト、上位に位置するのがこの「鋼鉄帝国」です。今は亡きホット・ビィが世に放った横スクロールシューティングゲームで、同社渾身の一作ではなかったかと思います。

ゲームをスタートすると、最初に流れるサイレント映画風の演出から始まり、独特の世界へと誘われます。そしてゲームタイトルが示すように「鋼鉄」で作られた、画面をはみ出さんばかりの巨大なボス機がやたらと硬く、その破壊とクリアには時間を要しました。

やむを得ず売却してしまったソフトですが、少々気になるのは現在の中古価格。調べてみると…アマゾンでは何と、衝撃の25,000円で売られているではありませんか。プレミアが付きまくっていますねぇ。

こういう事態に陥ると、当時PCエンジンのユーザーだった友人の言葉が思い出されます。彼曰く「購入したソフトは絶対に売らない。」と断言していました。理由は簡単。「また遊びたくなるから」との事。なるほど、至極明快で分かりやすい答えです。確かに、もしも今手元にこのソフトがあれば、当然の如く遊ぶ事も出来たでしょうし、ひょっとしたら、ちょっとしたお金儲けが出来たかもしれません。などと下衆な考えに思いを馳せつつ、まあ後悔先に立たずなお話で御座いました。

 

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ジノーグ

漢のシューティングゲーム

画面上を覆う「弾」「弾」そして「弾」。中々歯ごたえのある横スクロールシューティングゲームが、この「ジノーグ」です。敵の攻撃が狂気ならば、そのデザインセンスも圧倒的狂気。非っ常~にインパクトのあるボスキャラたちが、これまた身体の動線を完全に無視したかのような奇妙奇天烈な動きで、プレーヤーに襲い掛かって来ます。

いやあ、このゲームはホントにグロかったですねぇ。難易度も折り紙付きでした。

それにしても改めて見てみると、メガドライブの限界に挑戦したと言っても過言ではない緻密なグラフィックや高度なプログラム技術によるスクロール処理。そして圧巻の回転処理などなど。(メガドライブは回転機能がないので、どうやら疑似らしい)

本作品はもっと評価されて良いかもしれない、正に隠れた名作だと言えます。

 

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スーパーファンタジーゾーン

BGMが素晴らしいセガの名作シューティングゲーム

名作「ファンタジーゾーン」を知らない人は、そうそういないのでは?と言ってもいい位、セガ印のシューティングゲームです。その誕生は古く、アーケードゲームとして1986年に稼働を始めました。それから様々な機種に移植され、メガドライブ版は直接の移植版とは言えないものの、1992年に「スーパーファンタジーゾーン」として登場しました。

さて、このゲーム。最大の特徴とも言えるのが、パステルカラーで描かれた美しいグラフィックとBGMです。特にBGMは、そのどれもが名曲と言っても過言ではなく、聴いていて非常に心地良い曲ばかりです。当然、画面の雰囲気とも合っていますし。

そんな中、個人的にお気に入りなのは、セガマークⅢ版の「ファンタジーゾーンII オパオパの涙」です。この作品は、BGMといい、ゲーム性といいマークⅢの中でも出色の出来なのではないでしょうか。当然の如く、マークⅢはFM音源を搭載していなかったので再生されるBGMはPSGで奏でられていた訳ですが、それでもその音色は素晴らし過ぎました。この作品でもPSGの底力を感じさせられました。

話が少々それてしまいましたが、メガドライブ版「スーパーファンタジーゾーン」。正に「買って泣かないソフト」だと断言出来ます。

 

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裏表紙

これは表3 丸印が付いたモノが購入したソフトっぽい

ソニック任天堂で遊べる日が来るなんて



如何でしたでしょうか。長々と「買って泣かないソフトはこれだ メガドラBEST50」をご紹介して来ました。個人的に好きなゲームのジャンルが「アクション」「シューティング」「レース」だったりするので、かなり偏った内容になってしまいました。しかしながら、当時のセガの勢い、メガドライブの勢いなんてモノを少しでも感じて頂ければと思います。

自分も当時の事を思い出しながら、ちょこちょこ文章を書いていたのですが、よくもまあ、当時の年齢としては莫大なお金と、貴重な時間を費やしてしまったなあと、何とも複雑な気持ちに陥っています。その時のお金と時間が決してムダだったとは思いたくないのですが、今現在、ほぼゲームをしなくなってしまった自分としては当時のあの熱量は一体何だったのだろうか、と不思議にも思うのです。「ゲーム中毒のタンク」なるものが存在するとすれば、最早そのタンクは一杯一杯なのかもしれません。