2021年10月21日 日向神ダム/八女津媛神社 by V-Strom 250
先日、V-Strom250で近場にソロツーリングに行って来ました。
2020年に購入して、もうすぐ一年。現在の走行距離は5700km程です。色々と理由はあると思うのですが、中々距離が伸びません。
さて、このマシン。決して速くはないのですが、そんなに遅くもないです。只、もう少し車重が軽ければなあというのが正直な所です。燃費は、ツーリングだとリッター35km位は走るので、17Lタンクと相まって満タンでリアルに500km以上は走ると思います。トンデモナイ航続距離ですね。
という訳で、お気楽ツーリングのはじまりはじまり。
ガソリンを入れて最初の目的地へと向かいます。この日は好天に恵まれました。
ここらで一寸、トイレ休憩。ここは駐車場も広くイベント開催時(流石に混雑します)以外は良く利用しています。
丸目とクチバシが印象的なV-Strom250の勇姿。
休憩を終えて、バイクを走らせます。
最初の目的地、日向神(ひゅうがみ)ダムに到着しました。
ダムの周りには、巨大な岩山がそびえ立っています。いつ来ても、その雄大さに圧倒されます。
ダムの貯水率は、今のところ充分みたいですね。数年前には、ダムの底が見えるほど枯渇していたのを覚えています。
ダムの下を恐る恐る覗くと、こんな感じです。正に玉ヒュン状態です。
ダム内の道をゆっくりと走行中。心が穏やかになる感じ。そう、このバイクはゆっくりと走るのに向いています。
ダム内の絶景スポットにて、その景観をしばし堪能。
次の目的地へと向かいます。
知る人ぞ知るパワースポット「八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)」に到着しました。「八女」という地名のもとになっているらしいです。
一つ目の鳥居です。
「八女津媛神社」という文字が確認出来るでしょうか。鳥居などの高い位置に掲げられている額らしきものは「扁額(へんがく)」と呼ばれており、神社に掲げられているのは「神額」もしくは「社額」と呼ばれているそうです。
割と急な階段。慎重に進みます。
二番目の鳥居です。奥に本殿が見えます。
二番目の鳥居をくぐると、圧倒的迫力の「いわや」が姿を現しました。
八女津媛神社「神の窟(かみのいわや)」です。説明書きには「多くの方々が、境内に辿り着いた瞬間、何とも言えない神聖な気持ちになると言われています……」と書かれていますが、確かに私自身も初めて目の当たりにした時は、その神聖な雰囲気に大きな衝撃を受けました。
圧倒的迫力の「神の窟」の天井部分。何度訪れても凄いですね。
「神の窟」の奥には「姫しずく」と呼ばれる岩清水が、天井から絶え間なく滴り落ちています。その昔、八女津媛が顔を洗ったと言われており、美人の水として女性に人気との事です。足元が滑りやすいので気を付けてください。
岩清水が苔むした鉢に溜まっています。
止めどなく滴り落ちる岩清水。鉢は二つあり、飲める様に柄杓が置かれていました。梅雨の時期に訪れると、盛大な蛙の合唱を聞くことができます。
本殿の注連縄。比較的新しい様です。
境内のそばには注連縄が巻かれた巨木があります。
樹齢600年以上の「権現杉」です。直径は1.69メートルで、ちょっとした成人男性の背丈程あります。
パワーに満ち溢れた「八女津媛神社」を後にし、時間も早いので山道をぶらっと走ってみます。大分県に入ります。
山道をどんどん進みます。道が狭くなって来ました。
調子に乗って進んでいると、良くわからない場所に来てしまいました。大雑把な地図が不安を募らせます。
バッチリ「✕マーク」が出ております。ガンバレ「楽天」! それにしても、ここは一体何処なのでしょうか?
何やら古ぼけた東屋がある分かれ道に到着しました。
しばし考えた後、今回はこちらの道に進むことに。いやあ本当に適当です。
こちらの道は次回に取っておきますか。
山道を抜け、漸く眼下に集落が見えて来ました。ホッとひと安心。
更に道を下ると、何やら趣きのある建物の前に到着しました。
白い洋風な建物。この建物は一体…。
中に入られない様に、鎖が掛けられています。
謎の建物は「旧小山小学校」でした。現在では多目的交流館として利用されているみたいです。
かつては運動場だったと思われる校庭も、現在ではこんな感じです。これはこれで、悪くない雰囲気です。
さて、帰るとしますか。
トンネル内を走行中。
ん? 雲行きが怪しくなって来ました。
雨が降ってきました。最近の天気予報は当たりますね〜。
無事、帰って来ました。本日の走行距離は157.7kmでした。それではごきげんよう。