蟻虫とカラットゾンビ

懐かしの所有物で振り返る断捨離前の悪あがき

UMEZMA ウメズマ

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第一弾は、神の左手悪魔の右手より「錆びたハサミ」

 

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鬼才楳図かずお氏の全てがわかる珠玉の一冊

 

 

表面

楳図かずお氏の円熟期の名作と信じて疑わない、ジャパニーズモダンホラー神の左手悪魔の右手」。そんな名作を独自の手法で再構築したのが、この「UMEZMA」という作品です。1995年に小学館から発売されました。その発売は気にはなっていたのですが、遂に購入には至らず。こうして当時のチラシだけが手元に残っていました。

この作品をYouTubeで検索すると、楳図先生がハイテンションでCMをしている動画は見つかったのですが、肝心の作品の内容までは良くわからないというのが正直な所です。チラシに記載されている説明書きから判断すると、原画を元にカラー化が施され、一部では動き、効果音が流れつつ、ゲーム的な謎解き要素も踏まえながら、話を進めて行く感じだったのではないかと推察します。当時としては新しい取り組みだったとは思いますが、果たして販売的には如何ほどだったのでしょうか。

 

裏面

楳図かずお氏のデビュー40年目を記念して発行された「ウメカニズム」の広告です。もちろん私自身、購入済みです。大ボリュームなその内容は、楳図ファンならば必読の書と言えるのではないでしょうか。

チラシ内の左下の方に小さく記載されているのですが、この頃同時開催として「ウメカニズム ― 前人未到楳図かずお展」が開催されていました。当然の如く、当時足を運んだ思い出があります。